医薬部外品、薬用化粧品の効能・効果範囲
医薬部外品は法律や告示で、効能や効果が規定されている製品です
その内容を一部例示してみます。
なお、いわゆる「薬用化粧品」といわれる製品も、医薬部外品になりますので注意して下さい。
効能・効果の範囲例
部外品の種類 | 使用目的 | 効能・効果の範囲 |
口中清涼剤 | 吐き気その他の不快感の防止を目的とする内服剤 | 口臭、気分不快 |
染毛剤 | 毛髪の染色、脱色又は脱染を目的とする外用剤(単に物理的に染毛するものは医薬部外品に該当しない) | 染毛、脱色、脱染 |
浴用剤 | 浴槽中に投入して用いられる外用剤 | あせも、うちみ、肩こり、しもやけ、冷え性、腰痛 など |
薬用歯みがき | 化粧品としての使用目的を有する歯みがきと類似の剤型の外用剤 | 歯を白くする、口中を浄化する、歯周炎の予防、むし歯を防ぐ、口臭の防止、タバコのやにの除去 など |
殺虫剤 | はえ、蚊、のみ等の駆除又は防止の目的を有するもの | 殺虫。はえ、蚊、のみ等の衛生害虫の駆除又は防止 |
薬用シャンプー | ふけ・かゆみを防ぐ 毛髪・頭皮の汗臭を防ぐ 毛髪・頭皮をすこやかに保つ |
薬用化粧水 | 肌あれ あせも・しもやけ・ひび・あかぎれ・にきびを防ぐ 日やけによるしみ・そばかすを防ぐ 皮膚をすこやかに保つ。うるおいを与える |
日やけ止め剤 | 日やけによるしみ・そばかすを防ぐ 皮膚を保護する |
薬用石けん | ・殺菌剤主剤 皮膚の洗浄・殺菌・消毒 体臭・汗臭及びにきびを防ぐ ・消炎剤主剤 皮膚の洗浄、にきび・かみそりまけ及び肌あれを防ぐ |